名大医:●坂下(8)−清水一 奈良医:○名古路(9)−中村
一塁打:安藤,山田,清水一,中島,瀬名波,坂下 二塁打:山本亮,嶋谷
さて、前回ほとんど済々黌vs鳴門の話がでてこなかったのでそろそろ本題に入ろうと思う。1死1,3塁、ライナーがショートへ。このとき、一塁走者はエンドラン、三塁走者はギャンブルスタートを切っていたらしい。ショートはライナーを捕球(2アウト)、一塁に山なりの送球をし一塁手がベースを踏んだ(3アウト)。ただし、三塁走者はリタッチせずに3アウトより先にホームインしていた。そのまま鳴門ナインはベンチに引き上げるとスコアボードには1点が入っていた。対処法1:三塁走者のホームインより先に一塁走者をアウトにする。 対処法2:三塁に投げて一塁走者ではなく三塁走者をアウトにする。 対処法3:第3アウトの置き換えを行う。 対処法1,2については大丈夫だと思うので、対処法3について。一塁で第3アウトをとった後に、三塁に送球し三塁走者のリタッチがないことをアピールすることで第4アウトをとることができる。そして、これを第3アウトに置き換えることで三塁走者はアウトとなり、得点は認められない。鳴門もベンチに引き上げた後に気付いたはずである。しかし、既に遅し。これが、アピール権の消滅(喪失)というやつだ。基本的には次のプレーが起きたとき、次の打者に投球したときに消滅し、チェンジの場合は投手及び内野手が全員ファウルラインを越えた時に消滅する。鳴門は全員ラインを越えてしまったため既に消滅していた。 to be continued
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