《7回コールド》 名市大:●谷(2/3),武藤(5・1/3)−武藤,大杉 名大医:○坂下(7)−清水一
一塁打:加藤2,清水一,山本貴,松本 三塁打:坂下
《本日の主な記録》 無安打無得点試合 坂下 (初?) ※コールドゲームのため参考記録
今シーズン初勝利を見事ノーヒットノーランで飾った。なぜか磯が主役になっていたが、坂下をほめてあげてほしい。まぁ磯のエラーがなければ完全試合だったわけだが、あの何でもないエラーにはふかいぃ〜話が隠れていたのに気付いただろうか。 5回表2-0。磯には葛藤があった。このまま勝って良いのだろうか。明日は一部の王者・愛大。おそらく、安打やエラーで幾度となくピンチを迎えるだろう。そんな厳しい戦いの前日にこんな完璧な試合をしていいものか。そしてこのまま名市を抑えることが出来るのだろうか。最年長記録保持者の山本昌は言う。あのプレー(森野のエラー)があったからこそノーヒットノーランが達成できた、と。そして、磯は決断する。俺が悪者になってでも試練を与えよう。目先の記録にこだわってはいけない。俺達が目指すのは東海制覇なんだ! その結果あのプレーが生まれた。あれこそまさにチームプレーだと思う。そして2点リードはエラーが絡めばあっという間だよ、と皆に示してくれた。その無言のメッセージは各々が無意識のうちに受信させられていた。このままでは危ないと感じた結果、7点が生まれたのだと思う。 磯の献身的なプレーは称賛に値する。皆も声を大にして言ってほしい。 『エラーしてくれてありがとう!』と。 |